koujikoujikun’s blog俳人コウジの日記

俳句をたしなんでおります。よろしくお願いします。

秋元不死男(東京三)

秋元不死男の俳句入門。オススメです。僕は20才の予備校生だった頃、ある人から日本文学の話を聞いたことがある。その時にその人が美文という言葉を口々にしていて、日本語に美しいも美しくないもあるのかな??と当時は思っていたし考えていました。でも美文というのはあるね。俳句をするようになって意識しました。僕のブログはお世辞にも美文とはいえないだろうけど、不死男の俳句入門に種明かしが書かれてあった。30代にその本を親父から譲ってもらって、むさぼり読むこととなった。秋元不死男がそんなことを本で述べているとは今になって想像は付かないんだけれども、やはり不死男は美文を非常に意識していたみたいです。不死男は戦後は伝統俳句に傾くんだけれども、その本は戦後の本です。なにせ親父の読んでいた本。これも目からウロコでした。